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「私とイトオテルミー」天内雅子

 

私がイトオテルミーに出会ったのは、７年前。

 

当時、生活や音楽活動、たくさんの学びたいことのために

非常勤の仕事をしていたのですが、

しょっ中、体調を崩していて

病院にあちこちいってみるのですが

根本的な解決には結びつかず、

ずっとこのままだったら

私は一体どうなってしまうのだろうと、

不安な日々を過ごしていました。

 

そんな中、知り合いの方にすすめてもらったのが イトオテルミーでした。

 

その時は、私は原因がよくわからない

腰痛や脚の痛みで

ただ立っているのも歩くのも

しんどい状態だったのですが、

初めて施術を受けたその帰り道には、

それが嘘みたいに無くなって驚いたのと、

​

温泉に入ったような、

体の芯から温まるような気持ちよさ、

​

そしてまるで瞑想をした後のような、

ざわざわしていた心が

深い深いところに落ち着いてゆくような

でも、私の中で何かが目覚めてゆくような、

そんな感覚を　驚きと嬉しさとともに味わいながら

歩いて帰ったあの時のことを、今でもよく覚えています。

 

それから自分でも器具一式を揃えて、

毎日、家で自分自身にテルミーをし始めました。

 

身体のセルフケアは殆ど続いたことがなかったのですが、

何と言っても気持ちがよく、

体の調子も良くなっていったので

自然に毎日、やりたいな、とか、

仕事の前にやってから出かけよう、とか、

今ちょっと風邪気味だからやろう、とか、

自分の身体の感覚に気がつき、

自分で自分を大切にする行為を実際にするという事を

自然にするようになっていきました。

気がついたら、病院には行かなくなっていました。

 

毎日自分の肌に直接触れ、

テルミーをかけていると、

日々、一日の中でも

自分の体調の変化に気がつくようになってゆきました。

 

また、テルミーの素敵なところは、

家族同士で、また、パートナー同士で

テルミーをお互いにかけ合うことができるところです。

 

家庭療法として発明されたものなので、

特別に専門的な事を学ばなくても

最初に使い方を教えてもらえれば、

大切な家族やパートナーにかけてあげることができます。

（家族にする場合は、療術師の資格は必要ありません）

 

テルミーをしながら

体調や最近はどんな様子なのかなど

自然に話すようになったりして、

家族の健康だけでなく

コミュニケーションにもとても役立つと

私は感じています。

 

テルミーは、

一方的に誰かが誰かに

「やってあげる」

だけではなく、

 

自分で自分に

自分が家族に

家族が自分に

 

かけて、かけられて、

 

この三位一体という、

テルミーだけでなく全てに通じる

生きる上での、この世界の法則のようなものを

実際に日々生きることができる

とてもユニークで

素敵な療法だと私は思っています。

​

そして、テルミーは、

自然の材料だけを使い、

使い終わった後も色々な使い道があり、

最後には土に還すことができ

（しかも植物が元気になる！）

 

自分を、近くにいる人を、

いのちを思いやり、

いのちに触れ、大切にする。

世界の平和にも役立つと私は信じています。

 

そしてぜひ、この心地よさを

みなさんにも 体験していただけたらと願っています。

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